濃溝の滝

濃溝の滝 -のうみぞのたき- (亀岩の洞窟)

濃溝の滝・亀岩の洞窟

濃溝の滝・亀岩の洞窟

ジブリの世界へ、車で9分

SNSで一躍有名になった地元の渓流「濃溝の滝」は、湖水亭 嵯峨和より車で約9分の清水渓流広場内にございます。

園内を5分ほど歩くと、フォトジェニックな濃溝の滝 (亀岩の洞窟)が現れます。写真だと秘境の様に見えますが、歩きやすい遊歩道を経由して行くので老若男女問わず見学できます。

濃溝の滝に光が差し込むのは早朝。紅葉の時期などは特に混雑するので、嵯峨和にてご宿泊のうえ、朝の早めの時間帯に訪れるのがベストです。

 

 

名水の郷 君津

名水の郷 久留里

久留里の湧水が「新・名水百選」に選ばれました

環境省によって君津の湧水が、新・名水百選に選ばれました。
当館から車で15分程の所にある久留里という街の湧水が、それにあたります。千葉・東京方面からいらっしゃるお客様は、目にするかと思いますが城下町の趣きの名残る、久留里の街並みの彼方此方に地下水の水汲み場が見られます。

地元の人の生活用水に用いられているのはもちろんですが
その美味しさを求めて遠方から水汲みにくる人もいるようです

私ども湖水亭も、料理や飲料水に君津の地下水を
使わせて頂いておりますが
こういった清らかな水が豊富に湧き出る環境で
商売をさせていただいていることを 
改めてありがたく思いました。

 

旅館業というものは、御客様に“非日常を”提供するものだと思いますが基本的には、【食】【住】という御客様の生活の延長線上にあるという事も忘れては、いけない事だと思います。

日常と非日常、その2つが合わさった所に
安らぎの宿の姿がある様に思います

私たちの生活のすべてに関わってくる“水”
あって当たり前のものだけれど、それが美味しい
言うなれば これこそが“非日常”
最高の御馳走なのかもしれません

当館では、名水仕込みの久留里の地酒 名水豆腐など
君津の魅力を味わって頂ける商品を取り揃え
御客様を御待ちしております

生活に溶け込む久留里の銘水

高澤家の自噴井戸

高澤家の自噴井戸

アクアラインを渡り、養老渓谷や亀山湖に向かう道の途中に、久留里という城下町があります。道路ぎわの至るところに自噴井戸がある、湧水の豊かなまちです。

久留里城が見える

久留里城が見える

山頂に久留里城が見えます。あとで紹介する上総堀(かずさぼり)井戸も、ここにあります。

ラジオ体操の前に

ラジオ体操の前に

夏の朝6時ごろ。ラジオ体操に行く前に、ごくごくごく。冷たくって気持ちがいい。

早朝から並ぶ

早朝から並ぶ

地元の人たち、どこかに出かける人、やってきた人…もう行列ができている。

水質検査協力金を…

水質検査協力金を…

町内には、掘り抜き井戸が約40本あり、そのうちの数本が一般に開放されています。上町・高澤家の井戸はそのうちの一本。
(水を汲んだら、水質検査の協力金を入れていこう)

井戸端会議

井戸端会議

この井戸は「上総堀り」という方法で、地下600mにある厚い岩盤を打ち抜き、その下の層から地下水を湧出させたもの。「金持ちでなきゃこんなことは出来ん」水を汲みに来た一人が言っていました。

1本に2リットル入るとして…

1本に2リットル入るとして…

「夫婦ともアトピーで、この水がいのち」…という人がいました。
月に1回汲みに来るとか。2リットルのペットボトルが約100本。ほかの人が割り込むので、半日仕事になるらしい。

上総堀り

上総堀り

これが上総堀による井戸堀り方法。これだけ見ても、どのように掘っていくのかのかさっぱりわからない。ネットで探した説明も、どうも理解できません。

暖かいまち

暖かいまち

この町を、いつ通っても、なぜか暖かい。こんな商店があるからか。人々がみんな優しいからか。

ミッドナイト

ミッドナイト

道路のむこう側に駐車場があり、夜も水汲みに来る人が多い。「高澤家の井戸」は毎分100リットルも自噴しているとか。温度は夏冬変わらず18度くらい。

ミッドナイト

ミッドナイト

平成3年5月の、千葉県薬剤師会・検査センターの水質検査では、塩素系・細菌群・鉱物質系とも検出されず、透明度なども最上質の飲料水とか。ペニシリンが含まれていると、説明板に書かれています。

街のあちこちに

街のあちこちに

自噴井戸がいくつ一般に開放されているのか、数が多くてわかりませんが、ここもそのひとつ。造り酒屋「藤平酒造」さんの前の井戸です。

こちらは駐車場付き

こちらは駐車場付き

久留里神社の近くの、自噴井戸。3~4台、クルマが置けます。シーズン中は、野菜などの産直品を販売中。もちろん水汲みはタダです。

二段式

二段式

このあたりの地下水は清澄や三石山など、房総の大地ににふった雨が、およそ60年たって地中深くに浸みこんだもの、らしい。人間、60年でこんなにまろやかになれるでしょうか…。

果物を冷やす

果物を冷やす

下の水槽には、いつも冷えたトマト・ウリなどが入っています(売店の営業時間中)。

満月

満月

写真を撮っていたら、山の上に月が昇ってきました。その日は偶然にも満月。ウチに持ち帰る水が、一層おいしく感じられました。